百合漫画。
生徒に翻弄される女教師の話が好き。
露骨なエロシーンはないけど、ねっとりしてる。
軟体動物を眺めてるような感じ。
明るい百合もいいけど、暗くてねっとりした百合もまた良いです。
オタク系コミック誌を渡り歩いてきた作者が4大少年誌トップのジャンプでラブコメを初連載だ。
秀才の主人公が、文系の天才少女に理系を理系の天才少女に文系を教えることに、というお話。
ただし、一番人気は、スポーツ少女の武本うるかちゃんだろう。
水泳部というのがあざとい。水着の跡があざとい。
最初から主人公に好意を寄せてるのも恋する女の子しててかわいい。
幼馴染枠なので、うるかちゃんエンドはないだろうなあ。
で、メインヒロインは、理系ちゃんこと緒方理洙ちゃんの方が人気出そう。
小さい体に大きいおっぱい+メガネっ娘。
対し、文系ちゃんこと古橋文乃ちゃん。
長い黒髪は、オタク受けしそうだけど、おっぱいが残念だからなあ。
いわゆる、スレンダーなモデル体型なんだけど、少年誌を読むような男子はおっぱいが大好きだからね。
がんばれ、文乃ちゃん!!
怜人の担当官が交代。
新たな担当官、片桐麗亜。
男嫌いだし、前担当官の美来にあなたは変わらず奇麗ですねと言われドキッとしたり、ひょっとして、百合娘?
ハーレム物でその設定をどう生かすのかわからないけども。
安倍三代読了。
安倍寛、晋太郎、晋三、安倍家三代のルポ。
地元の人たちから慕われ、反戦平和主義者だった寛。
病魔と闘いながら郷土の為、立憲主義の為、反骨を貫いた。
もし、彼が、戦後も政治家として仕事をしていたら……。
そんな父を誇りに思い、新聞記者出身ということもありリベラルでバランスの取れた政治家だった晋太郎。
両親を早くに亡くしたこともあり寂しさや人生の悲しみを知っていた。
そんな境遇もあり、地元の人たちから愛されたのだし、マイノリティである在日の人々とも関係を築くことができた。
亡き母の忘れ形見、自分に弟がいたというエピソードは泣ける。
で、安倍晋三。
平凡な人である。
長期政権の記録を打ち立てそうであるが、将来伝記作家は苦労しそうだ。
学生時代は、勉強も普通。スポーツも普通。
クラスを引っ張っていくタイプでもない。
中学高校時代は、地理研究部所属ではっきり言って、陰キャ。
サラリーマン時代の上司の評価は
「人づきあいの勘が良くて、要領が良くて真面目で、敵を作らない。だからみんなに好かれていましたよ。そう、まるで子犬みたいだったなあ」
政治や社会に興味があったわけでもなさげ。
ただ、岸信介の孫で、安倍家の三代目というだけなのである。
普通の人が、政治家になるには、世襲でなければだめなのだ。
親が政治家だから政治家になり、おぼっちゃまで人がいいから、自分の周りにいる人たちの喜ぶことを行う。
それが運命だとでもいうように。
運命だから仕方ない。運命だから抵抗するのは無意味。コネもまた運命。
つまりそういうことなんだろう、安倍内閣の政策というのは。
(森友・加計問題も)
で、その政策を支持する人たちも自称普通の人たちなのではないか?
政治家にならなかったら映画監督になりたかったというエピソード。
しかし、映画好きだというエピソードが学生時代の知人から出てこないのが不思議。
オタクっぽい逸話が、ひとつでもあれば、評価できるんだけど。
趣味の人、マニアではないんだろうなあ。
ミーハーなんだろうなあ。
そのミーハーさが、フットワークの軽さを生んでるのかもしれないが。