YKK

YKK秘録読了。

YKKとは、ファスナーメーカーのことではない。

山崎拓加藤紘一小泉純一郎のことである。

この、YKKトリオ。僕は結構好きである。

 

YKK結成のエピソード3人の特徴がにじみ出てて面白い。

山崎「小泉はエキセントリックな男だから、話が合わないよ」

加藤「じゃあ本人に聞いてくる」

加藤「君はエキセントリックだと拓さんが言ってるが本当か」

小泉「そうだよ、俺はエキセントリックだよ」

変な奴かどうか本人に問いただす加藤さんも加藤さんだし、否定しない小泉さんも小泉さんだよなあ。

 

僕の父は自民党の中で加藤紘一に期待してたらしいのだが、加藤の乱の失敗ならびに本会議欠席にがっかりしたそうだ。

しかし、期待してただけで何もしてないよね。

加藤の乱のとき、加藤紘一に期待してた人たちは何かしたのだろうか?

加藤派山崎派に所属する地元代議士の激励の電話一本でも入れるべきではなかったか?

加藤派山崎派が総会を開いていたホテルオークラを支持者が囲むべきではなかったか?

結局、加藤の乱は、コップの中の嵐に過ぎなくて、自民党の中の権力闘争にしか感じられなかった。

政党政治家として加藤さん山崎さんのやろうとしたことは邪道で、むしろ森派会長として同調しなかった小泉さんの政党政治家としての評価が高まった。

そんなできごとだった。

加藤の乱に乗らなかった小泉さんではあるが、2001年の総裁選で負けてたら小泉さんは自民党を離党していたかもしれないとのこと。

YKKによる新党・政界再編というのも見てみたかったし、実現してたら今の安倍政権はありえただろうか?

だが、総裁選に敗れたので自民党離党というのは、有権者に理解されただろうか?

また、生粋の政党政治家である小泉さんは本当に自民党を離党しただろうか?

疑問ではあります。

 

2001年の総裁選を圧勝して小泉純一郎自民党総裁内閣総理大臣になった。

僕は、小泉純一郎というキャラクターが好きである。

小泉純一郎ぽいというだけで、医療漫画「フラジャイル」を読んでたりする。

(↑小泉っぽいでしょ?ぽくない?)

が、小泉内閣は支持できなかったなあ。

防衛族の山崎さんの回顧録なのでそう思えてくるだけなのか?

小泉内閣で行われた国政選挙で自民党に投票したことがないので、支持はしてなかったのだ。

ハンセン病訴訟上告断念とか評価できる点もあるけど。

 

回顧録は、安倍晋三が出てきて終わる。

結局YKKは、田中派支配の政治に代わって清和会支配の政治を誕生させることになっただけなのか?

なぜ、小泉さんは安倍晋三氏を引き立てたのだろうか。

小泉さんの目には安倍さんはどう映ってたのだろう?