映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」を見てきた。
時効によって裁くことのできない犯罪に絡むミステリー。
面白かったのでけど、結末が不満。
時効の問題で人を裁けない話が、最後は精神障害で人を裁けないことになり、
法で裁けなきものは私刑でも構わないみたいな流れだから。
おそらく、刑事も医者も妹の婚約者も鉄砲玉も法による裁きを受けるはずで、かなしいよなあ。
そもそも、彼らの不幸は、犯人が死ねば報われるようなものでもない気がするんだよなあ。
悲しみは癒されるかもしれないが。
ジャーナリズムの敗北・自死の話でもあるのかな。
ペンは、真実を導けないし、悲しみや悲劇を癒せない。
でも、犯人を追い詰めたきっかけは、事件の告白本出版のなので、ペンの力が無力だったと思いたくないなあ。
ジャーナリスト役の仲村トオルさんが良かった。
1点、わかんないことがあって。
6人目の殺人をなんで行ったのか?
5人目までは、目撃者に手をかけなかったのに、なぜ、刑事の妹である彼女を殺したんだろう。
彼女を殺すときは、目撃者を用意してない訳で、犯人の動機として彼女を殺す理由がわかりません。
なんで?
↓ノベライズ本
韓国映画のリメイク作品。
↓リメイク元